映画ソムリエを目指す猫

〇〇なときに観たい映画をレビューしており候。

はじめに

ご挨拶

このブログは、とある田舎町のとある民家に住む猫(ネコ)の目線より映画作品をレビューするブログである。

人間界にて人間に飼われている身分であっても、猫は猫だけに猫の視点で物を語るから、人間にすればときに頓珍漢に聞こえることも散見されるだろうが、生態の相違による価値観の相違を計る一つの資料として受け止めていただきたい。

受け止めきれずに文句を放り込まれても、人間による説教は猫の耳には念仏と同じように右から左へ流れて、あいにく胸にとどまることを知らない。

また、こちらとしてもその映画の評価を数値化して作品の序列を作ることもしない。

つまらなかったものをただつまらないと言うよりは、つまらなかった点を人間社会に照らして考察するほうが私の趣味である。

同じような理由で、面白かったものを素直に面白いということも少ないかもしれない。

この猫の目のレビューにて「面白い」と記された作品はよほど面白いか、小馬鹿にされているかのどちらかであろう。

また、人間社会を観察し、映画を考察する私の趣味から、これはお節介になるかもしれないが、読んでくれた人間方々のために「〇〇なときに観たい映画」といったシチュエーションによる括りを設けて所感や助言を毎度述べさせていただく。これにより世知辛い世の中を生き抜く方々の処世術における一つの小さな知恵となればと願っている。

ただし、それが本当に人間方々に役に立つ知恵となるかは、猫の私には保証できない。

そしてあわよくば、猫でありながら人間のための映画ソムリエなる地位を獲得できればと目論んでいることを、ここに開陳させて頂く。

あしからず。

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